文部科学大臣または厚生労働大臣の定めた学校で、3年以上の学科、実技の勉強を行ない、国家試験に合格し、はり師、きゅう師の国家資格を取得します。
学校では、鍼灸に関する歴史、法律、理論、経絡や経穴の勉強の他、解剖学、生理学、病理学をはじめとする医学の知識を学び、実技や症例の研究など多岐に渡る勉強をします。
鍼灸院とははり師、きゅう師の資格を持った鍼灸師が各市区町村の保健所に届け出をして治療を行なっているところです。
医療機関ですので、治療にかかった費用は確定申告時の医療費控除の対象となります。
よくあるお問い合わせ(FAQ)一覧
鍼は痛くないですか?
鍼を受けたことがない方は、注射針などを想像されるようですが、治療で使用する鍼の太さは髪の毛ほどの細さで、人によっては刺されていることに気がつかない方もいらっしゃるくらいです。また当院で使用する鍼は一般的に使用されているものより更に細めの0.16~0.14mmを使用することが多い為、痛みはほとんどありません。
お灸は熱く、皮膚に痕が残ったりしないですか?
当院では皮膚に直接もぐさを置いて行うお灸は基本的にはしていません。
昔ながらのもぐさを手で捻って置くお灸をする場合には、皮膚に痕が残らないように灸点紙という薄い紙を敷いた上から施灸していくので、お灸の跡が残る心配はありません。
施灸後は血流が良くなり、施灸した所がうっすらと発赤しますが、お灸の効果の表れでもあります。発赤もしばらく経つと消えてしまいます。
鍼灸の治療には合う人、合わない人はいますか?
基本的に鍼灸治療が合う、合わないということはありません。
過去に鍼灸治療を受けたことがあるけれど、どうも私には合わなかったみたいとおっしゃる方がいますが、それは治療を受けた時の身体の状態と治療の仕方や刺激の量が合わなかったためだと思います。そのような経験から鍼灸離れしてしまう方がいることは非常に残念です。
その日、その時の身体の状態に見合った刺激をすることで、鍼灸の効果は最大限に発揮されます。
当院が1人ひとりに合わせたオーダーメイド治療を大切にしている理由もこのためです。
鍼灸治療はどのくらいで効果が出ますか?
個人差や症状にも依りますが、症状が軽い方や初期の場合には治療直後から効果を実感する方が多くいらっしゃいます。
症状が重い方や慢性の場合、また身体のさまざまなバランスの崩れによって症状が出ている方はその分、治療期間が長くかかることもあります。
鍼灸治療はお薬のように身体に対して強い作用を引き起こすものではなく、身体本来の機能を活性化し調整していくもので、ツボへの刺激効果は直後効果と数時間から数日かけて出てくる効果とがあります。始めの頃は1~2週間くらいの間隔で4~5回続けて治療を受けると、身体の状態が変化していくことを実感しやすいです。
予約/診療の流れについて>>
料金・コースについて>>